3.ポーカーの手役
ポーカーで採用されている手役は「ポーカーハンド」と呼ばれ、各参加者が持つハンドの優劣で勝者が決まります。
テキサスホールデムでは、自身に配られた合計7枚(手札:2枚、共有札5枚)のうち、最も強くなる5枚を使って役を作ります。使わなかった残り2枚のカードは、ゲームの結果に一切影響しません。
数位は "A" が最も強く、以下 "K, Q, J, 10, 9, 8, 7, 6,
5, 4, 3, 2" の順に弱くなり、下記の手役が採用されています。
なお、同じ手役同士でも、スーツ(柄)は勝ち負けに影響しません。あくまでも手役を構成する数位の強弱によって勝敗がつきます。仮に複数人が「同じランクの手役」&「構成するカードの数位も同一」だった場合は引き分けで、賞金は頭割りとなります。
■手役一覧■
※強い順に紹介。出現率は1組52枚のカードから無作為に7枚引いた時の確率です。
1.Royal Flush (ロイヤル・フラッシュ)
出現率:0.00323% [30940分の1]
同一スーツで最上位となる5数位を揃えること。
2.Straight Flush (ストレート・フラッシュ)
出現率:0.02785% [約3590分の1]
同一スーツで連続する5数位を揃えること。
3.Four of a Kind (フォー・オブ・ア・カインド、日本名:フォーカード)
出現率:0.16807% [595分の1]
ある一種類の数位を4枚全て揃えること 。
4.Full House (フルハウス)
出現率:2.5961% [約39分の1]
ある一種類の数位を3枚揃え、かつ残りの2枚も異なる数位のペアにすること。
5.Flush (フラッシュ)
出現率:3.02549% [約34分の1]
同一スーツで5枚を揃えること。
6.Straight (ストレート)
出現率:4.61938% [約22分の1]
連続する5数位を揃えること。
"A" は最高位:「A-K-Q-J-10」、もしくは最低位:「5-4-3-2-A」のどちらかだけに適用可。
7.Three of a Kind (スリー・オブ・ア・カインド、日本名:スリーカード)
出現率:4.82987% [約21分の1]
ある一種類の数字を3枚揃えること。他の2枚はそれぞれ異なる数位となる。
8.Two Pair (ツーペア)
出現率:23.49554% [約4.3分の1]
数位で揃ったペアが2組あること。他の1枚は何でもよい。
9.One Pair (ワンペア)
出現率:43.82255% [約2.3分の1]
数位で揃ったペアが1組あること。他の3枚は異なる数位なら何でもよい。
10.High Card (ハイカード)
出現率:17.41192% [約5.7分の1]
上記手役のいずれにも属さない「役なし」状態。ノーペア(No Pair)とも呼ばれる。
※手役判定時の注意
(1).最も強い手役のみが採用されます
仮に手札が「5-6-7-8-9-9-9」となっても、ストレート「5-6-7-8-9」だけが採用され、残りの
"9" 2枚は役に立ちません。
(2).手役を構成しない札もなるべく強くしなければなりません
ワンペア、ツーペアなど、5枚未満のカードで条件を満たす手役でも、手札が5枚になるまで、単独のカードを強い順で組み入れなければなりません。
また、これらの単独札(キッカー)で勝敗を決する場合があります。
例:Aさん「4-5-7-7-9-Q-K」、Bさん「4-5-7-7-9-J-Q」の場合、Aさんが「7-7-K-Q-9」、Bさんが「7-7-Q-J-9」でAさんのキッカー勝ちとなります。
(3).手札は5枚までしか使えません
仮に手札が「4-4-7-7-8-K-K」となっても、3組のペアを同時に組み入れることができないため、「K-K-7-7-8」が最終手札となり、この場合2枚の「4」は役に立ちません。
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